​僧侶とは仏の世界/あの世へ半身を投げうっている状態であり、

それに専念するために半面この世を捨てて存在しています。

そのため、生活の為に自ら財を作らずに、乞食をして歩みなさいと

お釈迦さまは説かれました。

またこれは反面、衆生もその供養を通して仏に近付く修行でもある、

と説かれています。

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喩えるならば、樹木は実を成し、落とすことを以て完成でありますが、

実は樹木から栄養をただ貰うだけであり、

樹木の想いを乗せて、大地に還るのでありますが、

出家とはこのような存在であり、

樹木＝人々から栄養をいただいて、完成することが出来ます。

また樹木もこれを以て喜ぶのであります。

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このように、

​人々に乞食(こつじき)しながら歩むべきものであり、

同時に、人々の功徳、成長となるのでありますから、

ご縁がありましたら、お布施いただければ、幸いです。

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茨の道と心得ながら、誰かがどうにかしなくてはならない、

と幼少期より憂い、在家の身を投げうって歩んでおります。

事業のための費用が常に切迫してしまっており、​

よい精神性が継承されていくため志を共にしてくださる方は

ご喜捨いただければ、幸いです。大切に使わせていただきます。

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また、出家の方の中でも応援して下さる方があれば、

「(日頃の)お布施のおすそ分け」としてくだされば、

​大変有難く思います。

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